はい、本当です。進学や就職を機に一宮市を離れ、遠方で暮らすご家族は年々増えています。そのため、ご両親が住んでいたご実家を相続しても、すぐには対応できないケースが多く見られます。
一宮市でも、所有者が市外・県外に住んでいる空き家は少なくありません(一宮市空家等対策計画 P.12 より)。遠方に住んでいることそのものが悪いわけではありませんが、「距離」があることで管理や意思決定が難しくなるのは事実です。
今回は、遠方に住む相続人の方が実際によく直面する「空き家問題あるある」を、事例形式でご紹介します。
はい、非常によく聞くお話です。
普段は遠方で仕事や家庭があり、一宮市に戻れるのは年に数回のお盆やお正月だけ、という方は少なくありません。せっかくの帰省なのに、庭の草刈りや家の掃除、郵便物の整理だけで一日が終わってしまい、「実家でゆっくり過ごす時間がなかった」という声もよく耳にします。
このような状態が続くと、次第に足が遠のき、管理の間隔がさらに空いてしまう、という悪循環につながりやすいのです。
はい、これも典型的なパターンです。
ご実家を相続する際、名義や管理の役割分担について「誰が中心になって進めるか」がはっきりしないまま時間が過ぎてしまうことがあります。特に、相続人の中に遠方在住の方と近隣在住の方が混在していると、「近くにいる人がやるべきでは」「でも名義は平等では」といった考えの違いから、話し合いが停滞しやすくなります。
その間にも、空き家は誰の手も入らないまま老朽化が進んでしまうことがあります。
残念ながら、これもよくあるケースです。
遠方に住んでいると、ご実家の状況を日常的に把握することが難しくなります。庭木が伸びて隣家の敷地にはみ出したり、雨どいの詰まりで雨水があふれたりしていても、現地に行かなければ気づけません。
近隣の方から市役所や地域の方を通じて連絡が入り、初めて「そんなに傷んでいたのか」と驚かれる方も少なくありません。一宮市でも、管理不全な空き家に関する相談や通報は一定数寄せられています(一宮市空家等対策計画 P.15 より)。
はい、これも遠方相続人の方によくあるお悩みです。
「そろそろ売却を検討したい」と思っても、遺品整理、家財の処分、不用品回収、家屋調査、名義変更など、やるべきことが多岐にわたります。しかも遠方からでは、地元の業者選びや現地確認のたびに時間と交通費がかかってしまいます。
その結果、「とりあえず今は様子を見よう」という判断になりやすく、空き家のまま数年が経ってしまう、というケースも少なくありません。
大切なのは、「距離があるからこそ、早めに専門家に相談する」という考え方です。
遠方に住んでいても、地元の不動産会社や専門家に管理や調査を依頼することで、現地に何度も足を運ばなくても状況を把握できます。また、売却を視野に入れる場合も、写真や資料をもとにオンラインでやり取りできる仕組みを活用すれば、負担をぐっと減らすことができます。
「距離があるから難しい」ではなく、「距離があるからこそ、頼れる相手を見つける」ことが、空き家問題を長引かせないための第一歩です。
一宮市の空き家問題・ご実家のご相談は、株式会社PTアイランド(いちのみや空き家相談所)へお任せください。
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一宮市・稲沢市を中心に、愛知県・岐阜県の空き家に対応しています。
連載もくじ
一宮市の空き家問題を、はじめから読む
この記事は、一宮市の空き家問題を全30話で解説する連載の一部です。
人口動態から相続・売却・補助金まで、順を追って読めるようにまとめています。