一括査定で高額査定をしてくれても　ぜんぜん売れない

実家を売却したくって
一括査定サイトで依頼し
一番高額の査定をしてくれた会社に売却を依頼しました。
が、
ぜんぜん売れません。。

こんな話をよく聞きます。

これは当然の結果なんです。

なぜなら、
よほどの人気エリアでもない限り
相場価格以上ではなかなか売れないのが実情です。
エリアがよくても
やはり相場から離れた高額な価格ではなかなか売れないでしょう。

ではなぜ売れないのが分かっていて、
査定業者は高額査定をするのでしょうか。

答えは簡単です。
業者は物件の売却の仲介に入りたいだけです。

不動産会社によっては、専任媒介契約をとるために高額な査定価格を提示する会社があります。
その不動産会社が買ってくれるのであれば問題ないのですが、一般市場で売りに出す価格が高額になるだけです。
専任媒介契約をしてしまった以上は３か月間は他の不動産会社に依頼することができません。

物件がその価格で売却が難しいことは百も承知です。
媒介契約期限の３か月が切れるか切れないうちに
”なかなか売れないですね。”
”もう少し価格を下げましょう。”
これの繰り返しになるでしょう。
こうなることは最初から目に見えています。

場合によっては
”リフォームしましょう。”
といったことになるケースもある様です。

そうこうしているうちに
物件の劣化が進みます。
時間が経過します。
維持のための経費を浪費します。


ではどうすれば良かったのか、
はじめから　
相場価格程度で売りに出せば良かった
というのが一番の正しい答えだと思います。